Nさんが,おもしろいものがある,と言うので見てみると,
アマガエルが共同畑のエンドウの支柱の竹筒の中に鎮座して「ン,何か?」とこちらを見ていた。
学名はニホンアマガエルという。水と陸の両方に生きる両生類ではあるが,水辺の植物の上や森林に生息する。食性は肉食で昆虫類やクモ類を捕食する。鳥類,ヘビ,ほ乳類(イタチ,タヌキ)が天敵なので,このように竹筒の中に隠れているのだろう。この場所には,前足4本,後ろ足5本の指の吸盤を使って竹やエンドウの茎をよじ登ってきたのだろう。天敵を防ぐためか皮膚の粘液は毒を含んでいる。傷ついた手で触ったり,触った手で眼をこすったりすると激しい痛みを感じたり,時には失明することもあるそうだ。皆さん気をつけましょうネ。
スナップエンドウもキヌザヤもそろそろ終わりのようです。エンドウを片付けるようになったら,このカエルさんどうするんでしょうね。
written by Meisterköhler
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久しぶりにMiさんに会ったので「Miさんにいただいたスナップエンドウ,毎日食べてますヨ」とお礼をしたら「えっ,あれはキヌザヤだよ」と言う。F会チョさんに「白花はスナップエンドウ,紫白花はサヤエンドウ」と教わったので「それ違いますよ」と答えた。「では,Kuさんに聞いてみよう」と言うことになってKuさんに鑑定をお願いした。結果は,ジャ〜〜ン「これはキヌザヤですよ,形が違いますよ」。「でも,F会チョさんは,白花はスナップエンドウって言ってましたけど」,「ええ,ええ,白い花のキヌザヤもあるんですよ」で一件落着。
共同畑の白花のスナップエンドウは太ってきても中の豆のプロフィールが浮き出てこない。サヤが肉厚なのだ。隣の紫白花のサヤエンドウは中の豆の形がサヤの表面に浮き出ている。我が家のエンドウは太ってきても中の豆のプロフィールが浮き出ている。やはり,サヤエンドウだネ。スナップエンドウだと思っていたので太らせて収穫したが,食べてみるともはやサヤが硬い。で,豆を取り出して,塩茹でしてビールの摘みにした。グリーンピースほど粒は大きくないがビールにぴったし。残りは暖ったかご飯に混ぜて,豆ご飯。これも絶品だった。
「Fさん,ウチのスナップエンドウじゃなくてサヤエンドウでしたヨ,白花のキヌザヤもあるんだそうですよ。」「え〜,ごめんごめん」。さっきチンゲンサイをいただいたので良しとするか。
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共同畑のサヤエンドウとスナックエンドウがそろそろ収穫時だというお知らせがあった。我が家のキヌザヤもカミさんが収穫し始めた。そこへFさんが来て,スナックエンドウはもっと太らせてから収穫した方がいいですよ,という。えっ,キヌザヤじゃないのと聞くと共同畑に連れて行って花の色が違うと教えてくれた。スナックエンドウは白い花でサヤエンドウは紫の花が付いていた。なるほど,なるほど。
でも,気になったのはスナックエンドウという名称だ。これってどこかのお菓子の名前じゃないの。ウィキペディアによるとこうだ:スナップエンドウはアメリカから導入されたエンドウの品種。さやが柔らかいのでさやと豆の両方を食べることが出来る。さやは甘みが強いが硬いスジがある。でも,このスジを取るとサヤがばらけて中の豆がこぼれてしまう。天ぷらにするとサクサク感を楽しめる。肉料理の付け合わせやサラダに適す。スナックエンドウの通称もあるが,これは商品名だ。農林水産省が1983年にスナップエンドウに名称を統一した。
ところでグリーンピースとエンドウが同じ物であることはご存じですね? さらに,サヤエンドウはエンドウの若い果実だということも(私は知らなかった)。エンドウの起源は古代オリエントや地中海地方で麦作農耕の発祥とともに栽培された豆で,当時は麦の間に生える雑草だった。中国へは5世紀に,日本には9世紀か10世紀に伝わった。また,中学校で習ったメンデルの法則の発見に使われたのがこのエンドウというのはご記憶あるでしょう。
written by Meisterköhler
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