4月 08
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先日の炭焼倶楽部総会で,会員が元気なうちに倶楽部の終活の一環として炭焼き窯の解体をすることに決まった。最後にこの窯で竹炭を焼いた写真が2018年6月のこのブログに残っている。2019年4月の筍パーティーで竹割り作業をしている記録写真が残っていて,5月28日の共同作業で竹炭焼をしたというメモを私的日記に残している。おそらくこれが最後の竹炭焼であったのだろう。
そもそも,この頃から竹炭窯の老朽化で,ドラム缶を改良した竹炭窯が破損して良質な竹炭が生産できなくなっていた。最後にドラム缶の炭焼き窯を新品に交換したのが2013年2月23日だからこの炭焼き窯は6年近く使っていたことになる。追い討ちをかけるように,2020年のCOVID-19のパンデミックで共同作業は自粛することになり,竹炭焼も中止となった。そして遂に竹炭づくりはやらないことに決定された。
まずは土留めのパネル,土台の一部のコンクリートブロックやレンガなどを取り除いていく。それから窯を覆っている土を取り除く作業だ。取り除いた土は窯の脇の空きスペースにおいていく。
ドラム缶の底に溶接した煙突を力づくで外して完全にドラム缶を取り除く。土埃が舞い上がるのでジョウロで散水して土を湿らせる。
ようやくのことに2基の炭焼き窯が露出した。グズグズのドラム缶を解体して運び出した。窯のあった場所は,とりあえず,平らに慣らしておこう。
2時間ほどで窯の解体作業は無事に終了した。ところで,もはや竹炭焼はできない/しないことになるのだが,森の里炭焼倶楽部の名称は依然として残っていくことになるのであった。
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