1月 14

天気予報はポカポカ陽気という事だったが,タケタケランドは今にも泣き出しそうな空模様だ。肌寒い中で今年になって初めての共同作業日が始まった。

作業内容は溜まった剪定した樹木や古くなった竹などを焼却することからスタートした。タケタケランドは昨年末に亡くなった地主さんが農地として市に届けてあるので農民(?!)の我々が野火を焚くこともオーケーということだ。近くの住宅団地から市役所に野火焚きによる煙害の苦情が行き,実見に訪れた職員に地主さんが件の説明をした,という逸話もあるそうだ。そこまでは煙も到達しないだろうと思うが野火が見えたりして神経質な住民もいるものだ。でも,火の始末には十分に気をつけないといけないな。

昨晩の雨で雑木は少し湿っていたが首尾よく火が着いた。さすがは火の番のM沢さんだ。

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M沢さんのリードで,だいぶくたびれた,竹のストック棚を解体することになった。この棚は2015年10月10日に完成させたものだ。かつてはここに伐採した竹を乾燥させるためにストックしておいた棚田。乾燥した竹は80センチの長さに切って割って炭焼き窯で竹炭を焼いたものだ。しかし,ドラム缶で作った炭焼き窯は何年か使用すると老朽化するので交換しなければならなかった。数回は交換したが,新型コロナ禍に入る数年前からドラム缶窯の造り手がいなくなり,必然的に竹炭焼もできなくなっていた。

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そうこうするうちに竹の伐採もやらなくなってそれまでに準備して棚にストックしてあった竹も腐るようになっていた。同時にストック棚の方も痛みが激しくなって倒壊すると危険なような状態になっていた。それで,今年の初共同作業はこの竹のストック棚を解体することにも当てられたわけだ。

M沢さんの指示で棚の組み立てに使っていた鋼線入りのビニール紐はできるだけ解くという面倒な作業が追加された。物価高騰の折から再利用するためのやむをえない処置だ。

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A山さんは杏の剪定と棚の補修にまわっている。木が伸びるままにしておくと高いところに実がなって収穫が大変になるというわけだ。果たして今年の出来具合はどうなるだろうか。選定の成果は如何に?!

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会長夫人はオヤツの支度をしてくれている。アンコではち切れんばかりの今川焼き,三色の団子,りんご,スナック菓子などなどの甘味で疲れを癒してもらおうという心遣いだ。

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ここで会長から,炭焼倶楽部が森の里自治会から表彰されることになった,との報告があった。昨年の暮れの餅つきの餅米蒸しの大役が認められた,ということか。そして,ここ数年なかった新入会員の紹介だ。新入会員のU野さんはI部さんと同じシルバー人材センターの仲間だそうだ。なんとも頼もしいものだ。

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プチ宴会が終わって片付けをしている頃になってついに空が泣き出した。みなさん濡れないうちにと解散した。お疲れ様でした。

written by Meisterköhler \\ tags: ,


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