11月 09

「収穫祭を迎えることが出来るのは土地を提供して下さっているH先生の先祖のお陰だ」という会チョさんの考えで,今年の収穫祭に先立ってH先生の先祖を祀る霊堂にお参りすることになった。S田さんの奏でるしちりきが参加者をして敬虔な気持ちに変えさせる。

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お参りが終わり,共同畑に戻って今日のパーティーの具材を収穫する。今年のサツマイモの出来具合は例年の1/3とT井長老が言う。確かに畝を掘っても出てくるイモは小さい物が多い。大きい物はメロンほどの物が採れたが,ひび割れてしまっている。それでもイモご飯に十分過ぎる量が収穫できた。

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サトイモの出来もあまり芳しくない。やはり今夏の猛暑が原因だろうか。でも,今日のパーティーの参加者は10人ほどだからこれも十分な量だろう。

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大根,ニンジンも収穫した。

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デザートのブドウはちょうど良い糖度のようだ。

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ゴボウ,ネギ,ショウガも収穫して皆で調理する。

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芋煮の鍋に具材を投入する。残念ながら牛ではなく豚肉の芋煮だそうだ。「動物性タンパク質を自前で調達するために,山羊か鶏を飼おうか」という声が出るが「無視,無視」の声のほうが大きい。

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H先生から新米の提供があった。サツマイモはサイコロ切りして米に入れる。イモご飯の奉行は今回も会チョさんだ。最後に稲藁をパァ〜と燃やして出来上がりの段階だ。

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新メニューはイカの海賊焼きとか何たらとかいう料理だ。イカのワタにタップリの刻みネギを混ぜる。そこにショウガ,砂糖と味噌を加える。さらにゲソを加えて火にかけてワタを潰しながらかき混ぜる。

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S田さんの畑でできたジネンジョは短冊切りにして削り節をかけて食べるという。「ワサビがあれば最高なんだが」の声は「贅沢,ゼイタク」と即却下された。

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モツ煮込みも急遽準備することになった。

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これらが出来上がったところで乾杯だ。

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イカ焼き,鳥焼きそしてモツ焼きも始まる。

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イカゲソの海賊焼き(?)は絶妙の味だ。イモ煮にサツマイモご飯も堪らない。

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A山さんのムカゴの味噌焚は声も出ないほどの旨さだ。ホクホク感が何とも言えない。イカゲソ海賊焼きといい,このムカゴ味噌炊といい,ホカホカご飯に載せると…。もう筆舌に尽くせぬほどの…。

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とてもワンコインの参加料とは思えないほどのメニューに舌鼓が鳴り止まない。

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交通安全協会の仕事を終えたK栗さんが登場して,収穫祭はますます盛り上がる。

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ここでA山夫人が藤弦と和服の布地でつくった行灯を披露した。「これを炭焼倶楽部の商品として売りだそう」という声も出るが,はてさてどれだけの値を付けたら良いのだろうか。

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〆にこれでもか,とばかりにかき餅(青海苔,唐辛子入り)が提供される。これも旨い,旨い。

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鱈腹になったところで取り敢えずかたづけることに。

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雨が降りそうな空模様になったので三々五々と解散したが,A山さんS田さんらはまだまだ飲み足りないらしく炭火を囲んでいた。

 

 

 

 

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9月 28

4月の籾蒔き,5月の田植えのお手伝いの甲斐があって今年もH先生の田圃の新米が収穫できた。H先生からの新米3升が提供されて,恒例の新米試食会を催した。

草刈り,竹割の共同作業と並行して試食会の準備が進んでいく。ちびっ子の強力な助っ人も参入だ。

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メインディッシュは巻繊汁だ。豆腐を油で炒めるという正道をA夫人が厚揚げの投入でスルーしていく。野次馬は唖然として「邪道じゃネェ」との批判の声も出ない(^_^;)。茹で落花生は会チョさんの提供だそうだが,何故か去年の豆を茹でることになったが,いつまで経っても軟らかくならない。

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野菜天ぷらの準備も進む。

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さらにちびっ子の参入だ。

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BBQはサンマの塩焼きとナスの丸焼きだ。サンマの眼は澄んで,新鮮さが分かる。

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準備も整い,H先生も駆けつけて宴会の始まり,始まり。

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今日の新米の炊き具合はちょっと硬めかな。恒例のモツ焼きも始まった。

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カラッと晴れ渡った秋晴れの元,今年も新米試食会が和気藹々と進んでいった。

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4月 27

筍の季節が巡ってきた。東北大震災から2年経っても福島原発が出した放射性物質のお陰で茨城県の筍は市場ではお目にかかれない。そんな中,今年も炭焼倶楽部の筍パーティーの日が来た。今年も会チョさんのお友達が練馬から参加するそうだ。

まずは筍掘りだ。赤い目印は後から来るお客さんのために残しておいてくれと会チョさんがお願い。

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たくさん掘ったは良いけど,皮むきが一苦労だ。ほかの男衆はタープの設営だが,風が強くて難儀をしているようだ。「それにしてもまだ張れないのかヨー」と外野からの声も出てるゾ〜。その風を見越してかまどを発泡コンクリート板でバッチリ囲ったのはM村さんか? 女衆は豚汁やら天ぷらの支度だ。

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そうこうしているうちに練馬からのお客さんが到着した。さっそく女性陣はなにやら作業を始めたが,男性陣は手持ち無沙汰のようだ。それにしても大勢の客人だ。炭焼倶楽部のメンバーよりも多いんじゃないかい。会チョさん,こんなに大勢が来るなんて聞いてないヨ。豚汁なんか,鍋が大きくないので,足りるのかい。

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会チョさんご自慢のタケノコご飯も炊きあがって,客人の紹介が始まり乾杯になっちゃった。炭焼倶楽部の半数はまだ天ぷらを準備中だってのに〜。

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とにかく炭焼倶楽部のメンバーもパーティーに加わることにした。が,客人と炭焼倶楽部のメンバーは別々のテーブルに着いていて,交流の場というにはちょっとナンだね。

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で,今日のメニューはと言うと,タケノコ混ぜご飯(炊き込みご飯じゃなくて)・豚汁・お新香,客人提供の燻製(鯖,卵,チーズ,鶏ササミ,レバーほか),同じく客人のチリメンジャコ,クルミジャコなど,そして炭焼倶楽部の畑のネギボウズ,筍,お茶の葉,菊の葉などの天ぷらだ。ねぎ坊主の天ぷらが,これまた珍しい。

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食事中も筍茹でを続けた。掘りたての筍はあく抜きのヌカも要らない。茹でた筍は塩漬けにしてお正月に食べるのだ。ところが,十分に冷まさずに漬け込んでしまって,まわりから非難囂々だ。で,残りは水で冷やして塩漬けにした。冷まさないで漬けると固くなってしまうという。非難された側は「新鮮な筍だから冷まさなくたって大丈夫だ」と理屈をつけるが,果たしてどうだろうか。お楽しみ。

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あれっ,もう客人のお帰りだ。お互いに「ご馳走さま」のご挨拶で送り,送られ。

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片付けが一段落して炭焼倶楽部の何人かが場所を代えて「さぁ〜これからだ」とばかりに飲み出した。ワインが空になるまで,今日のパーティーの有りかたを巡っての侃々諤々の議論が続いた。

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