3月 22

本年度を締めくくる森の里炭焼倶楽部の総会に先立ってミニ東屋再建の共同作業があった。先日の東屋再建と違って,こちらのミニ東屋は竹の耐用年限による立て替えだ。3年くらいが竹の耐用年限ということだ。

IMG 0001 IMG 0004 IMG 0011

梅も満開でポカポカ陽気の春の到来だ。だが,杏子の花はまだ蕾で,昨年よりも少し遅いかな。

IMG 0006 IMG 0008 IMG 0010 IMG 0016 IMG 0027 IMG 0019

予定時刻前だが平成25年度総会が始まった。決算報告,実績報告に続いて予算案審議と行事予定に入る。本年度は1名の退会者が出た。体調不良のためと言うことだ。決算報告での次年度繰越金と予算案の前年度繰越金の間で1円の齟齬があった。単純なタイプミスなので次の「たより」で訂正報告すると会チョさんの話で総会の幕が閉じられた。

IMG 0021 IMG 0022

今日の懇親会は会チョさんの奥様によるお握りの差し入れのほかに会員が持ち寄った蕗味噌,ハクサイ酢漬け,コマツナのおひたし,ラッキョウ漬けなどだ。いずれもタケタケランドで栽培・収穫された有機野菜だ。

IMG 0023 IMG 0024 IMG 0025

それに加えてA夫人が腕を振るったおでんとH先生提供の定番のモツ焼きだ。

IMG 0018 IMG 0032

会チョさんの乾杯の音頭で懇親会が始まった。

IMG 0030 IMG 0031 IMG 0033 IMG 0034 IMG 0040

遅れてきたM村夫人が参加してますます賑やかになる懇親会だ。

IMG 0045 IMG 0046

いっとき飲んで食べて懇親会はいったんお開きになった。女衆はさっそく後片付けだ。A夫人の軍手とウーロン茶による油汚れ食器の洗い方には思わずウ〜〜ンン。

IMG 0051 IMG 0052 IMG 0056

後片付けが終わってからも女衆は立ったままで女子会を続ける。それを座らせて,めずらしく,若奥様連を交えての二次会が始まった。話題の中心はS田棟梁の愛犬リヒト君だ。

IMG 0059 IMG 0058 IMG 0054

 

written by Meisterköhler \\ tags: ,

1月 11

森の里炭焼倶楽部の甲午の新年会に先立って今年になって初めて炭焼窯に火入れをした。材料の竹は前日に準備しようとタケタケランドに出かけたら,すでにセッティングが終わっていた。いつものようにN島さんが手回ししてくれたようだ。ありがとうございます。

窯の火口に薪をくべて着火してウチワでバタバタ扇ぐと猛烈な煙に見舞われた。準備したマスクを着けるものの,強い冷え込みのためにマスクを通して吐く息でメガネが曇ってしまう。

IMG 0001 IMG 0003

火力を強くして30分ほどすると竹に火が回り,煙突は濃い煙を吐き出す。この時の煙の温度は60°Cほどで,冷えた煙からは竹酢液が滴り落ちるようになる。これを集めて上澄みを希釈したものを野菜の虫除けに噴霧したりする。A山夫人が試したところによると犬ネコのオシッコ避けには効果はなかったそうだ。

IMG 0004 IMG 0010

そうこうするうちに三々五々メンバーが集まってきて新年会の準備が始まった。当初のメニューはアルコール類と乾き物だけだったが,急遽A山夫人が鍋料理を献立てくれた。いつものように素速い対応にメンバー一同は,A山夫人への感謝と自分たちのいい加減さへの反省を込めて,90°頭を垂れた。会チョさんは廃材を燃やしている。タケタケランドから住宅団地までは直線距離で150mはあるが,煙が上がるとときどき苦情が持ち込まれるようだ。里山といえども,自然に親しむにもいろいろと苦労がある。

IMG 0014 IMG 0013 IMG 0015

鍋の支度も進んで行くと,S田さん手作りのコンニャクとこれまたS田夫人の手作りの柚醤油が提供された。鍋も出来上がった。

IMG 0016 IMG 0017 IMG 0019

あれこれ作業をしているメンバーを集合させ,H松先生にも出席をお願いして全員が揃ったところで新年会の始まりだ。会チョさんの挨拶のあと乾杯で宴会が和やかに始まった。S田さんの手作りコンニャクの刺身に舌鼓を打つ。鍋の煮卵も旨いぞ,A山夫人!

IMG 0020 IMG 0021 IMG 0023 IMG 0025 IMG 0027

H松先生のモツが提供されて塩焼きでいただいた。シンプル・イズ・ベターだ。昨年の忘年会で出たよもぎ餅も砂糖醤油でいただいた。

IMG 0029 IMG 0032

今日の炭焼の進行具合はいつもよりも1時間半ほど早い。いままで白く濃かった煙突からの煙が透明になり,煙の温度も200°Cを越した。A山夫人が窯の焚き口に缶をセットする。この缶の中にはアルミフォイルに包んだ松笠が入っている。焚き口をコンクリートブロックで蓋をして回りを土で被った。最後に煙突に蓋をして封印した。これで一週間放置したら窯出しだ。

IMG 0033 IMG 0036 IMG 0037 IMG 0039

炭焼作業が一段落したところで,次回の共同作業はH松先生宅のケヤキの選定作業ということで男衆は様子を見に行った。それを潮時にA山夫人とT井さんが宴会の後片付けを済ませる。男といえども共同で皿洗いするのが炭焼倶楽部のお約束だ。

IMG 0043

剪定の検討を終えた男衆が戻って来たところに広島の銘酒などが登場した。いつ果てるとも分からない2次会が始まった。

IMG 0042 IMG 0044 IMG 0045

 

 

 

 

 

written by Meisterköhler \\ tags: ,

11月 09

「収穫祭を迎えることが出来るのは土地を提供して下さっているH先生の先祖のお陰だ」という会チョさんの考えで,今年の収穫祭に先立ってH先生の先祖を祀る霊堂にお参りすることになった。S田さんの奏でるしちりきが参加者をして敬虔な気持ちに変えさせる。

IMG 0009 IMG 0006 IMG 0004 IMG 0003

お参りが終わり,共同畑に戻って今日のパーティーの具材を収穫する。今年のサツマイモの出来具合は例年の1/3とT井長老が言う。確かに畝を掘っても出てくるイモは小さい物が多い。大きい物はメロンほどの物が採れたが,ひび割れてしまっている。それでもイモご飯に十分過ぎる量が収穫できた。

IMG 0010 IMG 0012 IMG 0014

サトイモの出来もあまり芳しくない。やはり今夏の猛暑が原因だろうか。でも,今日のパーティーの参加者は10人ほどだからこれも十分な量だろう。

IMG 0018 IMG 0019 IMG 0017

大根,ニンジンも収穫した。

IMG 0021 IMG 0024

デザートのブドウはちょうど良い糖度のようだ。

IMG 0029

ゴボウ,ネギ,ショウガも収穫して皆で調理する。

IMG 0031 IMG 0033 IMG 0030

芋煮の鍋に具材を投入する。残念ながら牛ではなく豚肉の芋煮だそうだ。「動物性タンパク質を自前で調達するために,山羊か鶏を飼おうか」という声が出るが「無視,無視」の声のほうが大きい。

IMG 0035 IMG 0060

H先生から新米の提供があった。サツマイモはサイコロ切りして米に入れる。イモご飯の奉行は今回も会チョさんだ。最後に稲藁をパァ〜と燃やして出来上がりの段階だ。

IMG 0022 IMG 0041 IMG 0058 IMG 0056 IMG 0070

新メニューはイカの海賊焼きとか何たらとかいう料理だ。イカのワタにタップリの刻みネギを混ぜる。そこにショウガ,砂糖と味噌を加える。さらにゲソを加えて火にかけてワタを潰しながらかき混ぜる。

IMG 0044 IMG 0049 IMG 0050 IMG 0074IMG 0075

S田さんの畑でできたジネンジョは短冊切りにして削り節をかけて食べるという。「ワサビがあれば最高なんだが」の声は「贅沢,ゼイタク」と即却下された。

IMG 0066 IMG 0071

モツ煮込みも急遽準備することになった。

IMG 0065

これらが出来上がったところで乾杯だ。

IMG 0078 IMG 0079

イカ焼き,鳥焼きそしてモツ焼きも始まる。

IMG 0082 IMG 0083 IMG 0112

イカゲソの海賊焼き(?)は絶妙の味だ。イモ煮にサツマイモご飯も堪らない。

IMG 0084 IMG 0088 IMG 0090

A山さんのムカゴの味噌焚は声も出ないほどの旨さだ。ホクホク感が何とも言えない。イカゲソ海賊焼きといい,このムカゴ味噌炊といい,ホカホカご飯に載せると…。もう筆舌に尽くせぬほどの…。

IMG 0093

とてもワンコインの参加料とは思えないほどのメニューに舌鼓が鳴り止まない。

IMG 0095 IMG 0094

交通安全協会の仕事を終えたK栗さんが登場して,収穫祭はますます盛り上がる。

IMG 0104

ここでA山夫人が藤弦と和服の布地でつくった行灯を披露した。「これを炭焼倶楽部の商品として売りだそう」という声も出るが,はてさてどれだけの値を付けたら良いのだろうか。

IMG 0110 IMG 0111

〆にこれでもか,とばかりにかき餅(青海苔,唐辛子入り)が提供される。これも旨い,旨い。

IMG 0113

鱈腹になったところで取り敢えずかたづけることに。

IMG 0114 IMG 0117 IMG 0118

雨が降りそうな空模様になったので三々五々と解散したが,A山さんS田さんらはまだまだ飲み足りないらしく炭火を囲んでいた。

 

 

 

 

written by Meisterköhler \\ tags:

Theme designed by Wordpress Hosting supported by Best Web Hosting.