11月
27
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小春日和の今日は倶楽部の収穫祭だ。メインメニューは芋煮とサツマイモご飯だ。
作業開始時間前に集まった熱心なメンバーは豚糞集積場を整理している。
小屋の外にすでに材料が調えられていている。もちろん,炭焼倶楽部で作ったものだ。イモもこの夏の猛暑を乗り越えて,まずまずの出来具合だ。そのうちに三々五々,会員が集まってきて材料の調理が始まった。しかし後になって,これが早とちりだったことが…
小屋の方でも準備が進む。
サツマイモご飯の準備が整ったようで会チョさんの出番だ。この炊飯の出来具合が会チョの必要条件だとか?!
具沢山の芋煮は大鍋にあふれんばかりの量だ。
あれ〜,椎茸がないヨ。ハイ,ハイ,H先生のお宅から頂いてきましたよ。
ご飯はだいじょーぶかい? 竃をを移した方がいいんじゃない。そーすっか。
H先生がモツを持ってきてくれたから火を起こさなくっちゃ。そうそう,サツマイモご飯用のお米も提供していただきました。
もうそろそろ味噌を入れた方がいいんじゃいない。待って待って,アクを掬うのが先だよ。
よ〜し。味噌いれよう。酒もたっぷり入れよーよ。どれどれ,味は? う〜ん,煮詰まっちゃうからこんなもんで好いんじゃないの。隠し味の醤油も入れた方が好いんじゃないの? ラジャー。
ご飯は〜? だいじょぶ,蒸らすだけだよ〜。ほ〜ら,出来た。これで会チョの椅子も安泰だ。
さぁ〜て,場所,場所。ご〜〜んん。どうしたの,どうしたの? パイプに頭ぶつけちゃったのヨ〜。厄払いした方が良いですね。
まぁ,大事なかったようなので収穫祭の乾杯と行きましょう。
宴もたけなわの頃,遙々とカナダからの旧会員の参加です。もう一度,乾杯しましょう。
そろそろ陽も落ちてきたので,竹炭で暖を取ります。この暖かさがカナダでは無いんだよね〜,とお客さま。
カナダからのお客様もお帰りと言うことですので,三本締めでお送りしましょう。
夕闇が落ちてきましたが,宴はまだまだ続きます。「ところでサ−,新嘗祭はどうなったの?」と,会チョさん。「朝,外に出してあったのは,あそこで新嘗祭の祝詞を上げようと準備してたんだよネ〜」。M沢さんは,昨夜も寝ないで祝詞を考えて来たのに,とボヤくこと。みんなは「ホント?!」って顔。
人生で大事なのは挨拶だ,と会チョさんの昔話から始まって,たっぷりと残された炭焼倶楽部のメンバーの人生談に話題は移っていった。
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