12月
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炭焼倶楽部は森の里団地の餅つき大会に竃の火の番&餅米を蒸す役目を仰せつかった。
女子衆は朝の7時半から蒸篭などの準備だ。
男衆は8時から竃の火起こしだ。まずは薪割りだ。火床と囲は前日に別の係が準備してくれている。
1,000人の予想参加者に対して餅米は100kg,アンコは40kgを準備したそうだ。対して,竃は3基に蒸篭は9つ用意している。
11時の大会開催に向けて8時45分に餅米を蒸し始めた。蒸篭は2段重ねだ。
40分ほどで蒸しあがった餅米を電動餅つき器にセットする。昨年はノロウィルス騒ぎで,餅米や餅に直接触れる臼と杵での餅つきを止めて,餅を触らない電動餅つき器に変えたそうだ。係員はポリ手袋で餅を扱うことになっているらしい。で,今年もそれを踏襲することになった。お隣の宝陽台団地では役員・班長の高齢化のために餅つき大会は取りやめになった。いずれ森の里もそうなるかも? 我ら炭焼倶楽部のメンバーは餅つきには関わらず,別の係りが担当している。火の番は重要だぞ。
出来上がった餅は別の係りの女子衆の手によって,餡ころ餅,きな粉餅とからみ餅に手際よくまとめられて行く。
他方では豚汁の準備が進んでいる。なんでも豚肉はつくば美豚というブランド品を使っているとか。
まだ陽が上がらず寒いので炭焼倶楽部にはK林さんがポタージュスープとさつま揚げを用意してくれた。からだの芯から温まり,俄然やる気が出る。ありがとうございます。
スタッフは大会のスタート前に公会堂で腹ごしらえをする。会員に供する豚汁,餅を試食して味をチェックするという意味もあると言われる。
準備は整ってあとは11時の開会を待つばかりだ。恒例のコロッケ屋さんも出張して,メンチ,コロッケとアメリカンドッグを準備してくれている。
さぁ,自治会長さんの挨拶で森の里太鼓の合図で餅つき大会が始まった。なにやらマスコットも参加してくれている。森の里団地にはまだまだ子どもが大勢いるようだ。宝陽台とは大違いだ。
行列をつくって並んだ会員は3種の餅のパックと豚汁を受け取って会場で食べ始めた。森の里太鼓の勇ましい演奏を聴きながら陽の元でパクつく餅はさぞかし美味いでしょう。でも,隣の竃からの煙がちょっとネ。
そのうちに,野球部が臼と杵での餅つきのデモンストレーションを始めた。搗き上げた餅は会員には配らずに部員で消化するとのことだ。消化不良にならなきゃ良いけど。子ども達にも杵を持たせて餅つきを体験してもらっている。
スタートから1時間半ほどで参加者に餅と豚汁が行き渡ったようだ。用意した餅米も空っぽになったので竃の火を落とした。女子衆は蒸篭などの後片付けを,男衆は竃周りの片付けだ。余った餅を頂いて家路についた。今日は天気予報が良い方に外れて,竃の周りでは汗をかくほどの暖かい陽気になった。誰のお陰でしょうか?
炭焼倶楽部の今年の行事はこれでおしまいだ。今年は忘年会はやらずに来年の新年会に期待をかけることにした。お疲れ様でした。少し早いけど,良いお年を。
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