9月
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この間まで汗だくで畑の手入れや草刈りをしていたと思ったら,早くも新米の季節になった。というわけで恒例の新米試食会だ。今年の試食会はメンバーの都合があって10人チョットと少し寂しい会になりそうだ。
いつものA山夫人が体調不良ということで采配をT井夫人に譲った。9時にT井夫人の号令で食材集めが始まった。
共同畑のショウガだ。握りこぶしくらいの立派なショウガだ。
ニンジンはやや小振りだ。
ネギはなかなかのもの。
大きな葉っぱの割には小振りな里芋。
少し季節遅れのオクラ。大きくなりすぎたのは固くて食べられないので,小振りの若いヤツ。
A山さんの畑からモロッコインゲンとピーマンを収穫させてもらう。
F田会チョさんが大きめのコナスとインゲンを提供してくれた。
で,これらを手分けして下ごしらえする。
K栗さんが薪を割って竃に火をつけて,まずは豚汁の煮込みはオーケーだ。
青物は軽く塩をした熱湯でサッと湯がく。モロッコインゲン,インゲン,オクラそして里芋と次々に茹でる。
会チョさんが新米炊きを始めた。
豚汁の具材が煮えてきたので酒,豚肉,コンニャク,キノコを入れてみそで味をつけてでき上がった。
K栗さんが前日に拾ってくれた栗を今朝方茹でてくれていた。それを炊き上がった新米にのせてみようと皮むきをする。
それぞれが分担作業を遂行していく。ちょっと時間の余裕ができたK栗さんとT井さんが近所の農家に籾殻をもらいにいく。これで燻炭をつくって土壌改良に使うのだ。
新米が炊き上がったようだが今回はチョット芯ができているという。会チョさん曰く,釜が小さくて昨年の調子でやったが,釜が小さくて勝手が違った,そうだ。で,S田夫人がおまじないを掛けて火を追加してどうにか完成した。
熱々のヤツを食べようと,新米の炊き上がりを待ってサンマを焼き始める。丸々と太って嘴も黄色になって脂ののったサンマは自家製の竹炭に焼かれてボウボウと燃える。さぁ,でき上がったぞ。
油揚げを焼いてほぐしてショウガと混ぜる。どんな味になるのだろう。
焼きナスもでき上がった。タマネギのフォイル包み焼きだ。透き通ったタマネギはトロトロだ。
さぁ,乾杯,乾杯。サンマが美味い。インゲンのゴマ汚し,オクラに乗せた特性の納豆味噌,モロッコインゲンもさっぱりとして上々の味だ。なんと,ショウガの薄切りも辛さはなくて美味いではないか。これが採りたて野菜の妙味というものだ。
今年も新米がおいしく食べられた。豚汁も,チョット味が薄いが,具だくさんでお腹いっぱいになる。遅れて登場したK沢さんを交えて再び乾杯が始まる。
食べながら,刈り取った雑草の処理について,果たして燃やしたものだろうかどうだろうかという問題と退会した会員の畑の管理についての意見が交わされた。雑草の処理については堆肥つくりのスペースを用意するということで話がまとまった。空きスペースの活用については,共同畑の転用する前に希望する会員が権利を委譲してもらって管理してはどうかを話し合った。今日集まっていない会員の中にそんな希望を持っている会員がいるかもしれないので会チョさんが毎月の「たより」で知らせることにしようとか,共同作業日にお知らせしようとか意見を交わした。
余ったご飯や豚汁や栗を,なかば強制的にお土産で持ち帰ってもらった。後片づけも手慣れたものだ。T井夫人はA山夫人がいかに大変な仕事をやっていたのかを実感したという。A山夫人の体調が早くもとに戻るといいが。
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