4月 25

竹炭の原料である孟宗竹の子どもがニョキニョキと出てくる季節となった。筍パーティーが企画された。メインの筍は天ぷらだ。

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そのほかにタケタケランドで採れた食材も天ぷらになった。

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こちらは会員の手作りの料理だ。

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To会長の挨拶の後,パーティーが始まった。会員の友人の中国人留学生も飛び入りして,国際交流を深めた(でしょう?!)。

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12月 20

森の里炭焼き倶楽部の忘年会でFさんが蕎麦を打ってくれることになった。一度だけ自己流で打ったことがある。何年か前に檜枝岐に行ったときに捏ね鉢を買っておいたのが家のどこかにあるはずだ。

夏に始まった井戸掘りもいつの間にか完成していた。Aさん夫婦の大功績である。タケタケランドにちなんで「かぐやの水」と命名してある。水の味は鉄くさくてちょっと飲むには向いていない。来年にはいちおう水質検査をしてみるそうだ。
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F師匠の手ほどきでAさんがトライしてみることになった。まずは500gのそば粉の42%の水を何回かに分けてすこしづつ注ぎ両手で8の字を描くように混ぜる。とりあえず水の混じったそば粉を手で揉むようにしてそば粉に水を馴染ませる。これを何回か繰り返して行くとそば粉は次第にダマになっていき,やがて一つの固まりになる。
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ここで手に付いたそば粉をよく落として,手をきれいに洗う。こうしてこの固まりを捏ね鉢の縁を利用して回転させながら練っていく。これがけっこう大変な力仕事になる。手に吸い付くようなしっとり感がでたらオーケーだ。

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蕎麦打ち台のうえに固まりを載せて,まずは押しつぶして円盤状にする。これを中心から縁に向かって押し広げていく。
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ほどよい厚さにのばしたら,延べ棒に巻き付けて転がしながら延ばしていく。このときほとんど力は加えない。6回転がしたら180°回して反対側の端から巻き付けていく。これも6回転がしたら,今度は90°回して別な端から巻き付けていく。打ち粉を蒔きながらこの作業を蕎麦の厚さが1ミリくらいになるまで繰り返す。延べ棒の中心や両端に力を加減しながら,正方形になるように延ばしていく。
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これを折りたたんで(詳細は忘れた!)切っていく。包丁を上から押して蕎麦を切ったら,包丁を駒板の方に傾けて,駒板をずらして蕎麦の細さを加減する。大事なことはリズミカルにやることだとF師匠はいう。
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「やってみますか?」とF師匠が言うので,自分も全行程をトライすることになった。ビギナーズラックというのか思いの外うまくいった。が,蕎麦切りの段で失敗した。リズミカルに包丁は動くが,蕎麦の太さが一様ではない。
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ともかくも,切った蕎麦は熱湯で1分茹でて水で洗ってぬめりを取る。掻き揚げもできあがり,鴨ならぬ鶏肉とネギの付け汁も完成した。
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手捏ね寿司も提供されて,炭焼き倶楽部の忘年会が始まった。
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たらふく食べてビール(発泡酒)を飲んだ後は,焼酎をちびちびとやりながら過ぎ越の一年を振り返った。またまた,時間はまったりと流れてもうすぐ冬至をむかえる陽が傾いていく。

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9月 20

森の里炭焼倶楽部が土地提供などでお世話になっている獣医のH先生に新米のコシヒカリ,豚モツ,豚肉などを提供していただいてモツ鍋&新米試食会が催された。心配した台風13号も関東地方を逸れて曇りのち晴れとなってやれやれ一安心とTo会長が喜んでいる。いつもの常連が欠席して13名での試食会となるようだ。

H先生は9時半からモツ鍋奉行の役をかってくれたそうだ。一頭の豚から採った5のキロほどのモツに大根,人参,ネギ,カボチャそれに茄子などをたっぷりと入れたモツ鍋である。たっぷりの野菜で旨味をを引き出し,その代わりに蒟蒻は使わないのがH流のモツ鍋だそうだ。

ご飯の方は,新米だから水は少なめになどと手加減なしの水加減へのコメントが飛び交う。釜と竈を使っての炊飯では火種はもちろん薪だ。飯炊き奉行はT会長の役だ。

そうめんカボチャの準備もレバニラ炒めの準備も着々と進む。

ご飯も炊きあがり,モツ鍋も十分に味が染み込んだようだ。炊きたての新米は,何のおかず無しでも,旨すぎるくらいの旨さだ。さすがはT会長である。やんやの喝采が飛び交う。

H先生に感謝を捧げ,To会長の音頭で乾杯をして試食会が始まった。皆さん,旨い,旨いのほかに出る言葉は無い。H先生のところでは,新米を神仏に捧げるという例年の行事も済んでないとのことで,正真正銘の新米試食であるとのことだ。市場に出回るブランド米には5%の混ぜ物をいれるという取り決めがあるそうだが,今日の新米は100%コシヒカリである。

To会長が丹念に作ったお焦げも登場した。醤油を垂らしてのそれは至高の味であった。さらに,茄子の丸焼きも出た。油を使わない焼き茄子も,言葉が出ないくらいだ。

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遅れて参加したMちゃんのイチジクのコンポートには皆さん,またまた大拍手であった。

カミさんの人参ケーキが出たところで,コーヒーがあればね〜,とつぶやいたらAさんが家にとって返してサーバーを用意してしてきてくれて,それはそれは芳醇なコーヒーを淹れてくれた。感謝,感謝。

アルコール類を除いたそのほかの食べ物はほとんどが有機栽培で作った自作の物である。買ってしまえば遙かに安上がりで見栄えもいい野菜だが…。至福の時間がゆるゆると流れ,気がつけば5時を回っていた。

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