2月 14
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新型コロナウィルスの蔓延で首都圏を始めとする10都道府県に緊急事態宣言が再び発令された。東京はロックダウンすべき状態にもかかわらず人々はあふれているという。そして,茨城県にも独自の緊急事態宣言が発令された。2月8日になって県独自の緊急事態宣言は解除されたが東京始めとする神奈川,埼玉,千葉などの9都道府県は緊急事態宣言が続いている。そうこうしているうちに,東京オリンピック組織委員会の森会長が女性蔑視の失言で世界中からの非難を受けて辞任するという馬鹿騒ぎがあった。東京オリンピックの死に体が世の表面にはっきりと現れた。
そんなコロナ禍で自粛していた森の里炭焼倶楽部にもちょっとした事件が起こった。先週の日曜日(2021年2月7日)につくば市が東谷田川の河岸での野焼き(葦焼き)を実施した。川から2kmほど離れたわが家の庭,ベランダそして周辺道路にも結構な量の燃えカスが降ってきた。その機会に乗じてか,森の里団地周辺の農家も(勝手に?)野焼きを実施したらしい。その結果,農家の畑と炭焼倶楽部の共同畑の境界の水路周りの野焼きの飛び火が共同畑の梅林に移って梅の木が燃えた 。折しも,一人で作業中だったの炭焼倶楽部メンバーIさんが気付いてバケツで水をかけて消火作業をした。しかし,バケツの水だけでは効果がなかったので燃えている部分を鋸で切り倒したそうだ。このとき,野焼きを始めた農家の人は,無責任にも,その場に立ち会ってもいなかったという。今日の共同作業日でそのことが報告されて実況検分をした。
燃えた梅の木は老木で根元は虚になっていたので,煙突の役目をして,良く燃えたらしい。梅林の地主さんに報告して検分してもらった。飛び火はこの梅の木の隣の木にも燃え移ったがこちらは少しの延焼で済んだのは幸いだった。
切り倒した部分は改めて共同作業のメンバーで焼却した。今日の作業はこの後始末がメインとなった。
焼却作業が一段落したのでメンバーが持ち寄ったおやつをいただくことにした。おにぎり,団子,手羽先唐揚げ,芋ようかん,おせんべい,チョコレートなどなどを食べながら歓談した。
15°Cを越えるほどのポカポカ陽気のおしゃべりの最中に焚き火の燃えカスが脇に積んであった枯れ枝の束に燃え移ったのに気がついた。慌ててみんなで消火作業となった。燃えた梅の木もこんな具合に飛び火を被ったのだろう。クワバラ,クワバラ。
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