9月 09

台風9号が熱帯低気圧に変わり,関東地方に大雨をもたらした。当地は思ったほどに豪雨とはならず,連日の猛暑の共同畑にとってまさに干天の慈雨となった。

こんなに美しい水滴をたたえたブドウの房を見たのは今夏初めてだ。

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クウシンサイは虫にやられてボロボロだが,まだ食べられないことはない。

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サトイモも息を吹き返すだろう。

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沢山の水分を必要とするショウガはすでに元気がなくなっているが,この慈雨でどうなるだろう。

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オクラもミニトマトももう盛りを過ぎているが… ミニトマトはともかく,オクラの方は堅くてスジが多くてちょっと食べられなかった。

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つい一昨日までは毎朝,誰かが代わりばんこでジョウロで水を遣ったが,どうにも天然の雨にはかなうものではなかった。しかし,一日中降り続いた雨も今日の晴天ですでに畑は乾きつつある。ベテランのTさんによると,「この畑の湿り気は2日は保つだろう,そのあとは夜の気温が下がり夜露が降りるだろうからなんとかなるだろう」との感想である。そう願いたいものだが,なにせ自然が相手のことだから人間の思うようになるかどうか。

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6月 02

Nさんが,おもしろいものがある,と言うので見てみると,

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アマガエルが共同畑のエンドウの支柱の竹筒の中に鎮座して「ン,何か?」とこちらを見ていた。

学名はニホンアマガエルという。水と陸の両方に生きる両生類ではあるが,水辺の植物の上や森林に生息する。食性は肉食で昆虫類やクモ類を捕食する。鳥類,ヘビ,ほ乳類(イタチ,タヌキ)が天敵なので,このように竹筒の中に隠れているのだろう。この場所には,前足4本,後ろ足5本の指の吸盤を使って竹やエンドウの茎をよじ登ってきたのだろう。天敵を防ぐためか皮膚の粘液は毒を含んでいる。傷ついた手で触ったり,触った手で眼をこすったりすると激しい痛みを感じたり,時には失明することもあるそうだ。皆さん気をつけましょうネ。

スナップエンドウもキヌザヤもそろそろ終わりのようです。エンドウを片付けるようになったら,このカエルさんどうするんでしょうね。

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5月 29

久しぶりにMiさんに会ったので「Miさんにいただいたスナップエンドウ,毎日食べてますヨ」とお礼をしたら「えっ,あれはキヌザヤだよ」と言う。F会チョさんに「白花はスナップエンドウ,紫白花はサヤエンドウ」と教わったので「それ違いますよ」と答えた。「では,Kuさんに聞いてみよう」と言うことになってKuさんに鑑定をお願いした。結果は,ジャ〜〜ン「これはキヌザヤですよ,形が違いますよ」。「でも,F会チョさんは,白花はスナップエンドウって言ってましたけど」,「ええ,ええ,白い花のキヌザヤもあるんですよ」で一件落着。

共同畑の白花のスナップエンドウは太ってきても中の豆のプロフィールが浮き出てこない。サヤが肉厚なのだ。隣の紫白花のサヤエンドウは中の豆の形がサヤの表面に浮き出ている。我が家のエンドウは太ってきても中の豆のプロフィールが浮き出ている。やはり,サヤエンドウだネ。スナップエンドウだと思っていたので太らせて収穫したが,食べてみるともはやサヤが硬い。で,豆を取り出して,塩茹でしてビールの摘みにした。グリーンピースほど粒は大きくないがビールにぴったし。残りは暖ったかご飯に混ぜて,豆ご飯。これも絶品だった。

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「Fさん,ウチのスナップエンドウじゃなくてサヤエンドウでしたヨ,白花のキヌザヤもあるんだそうですよ。」「え〜,ごめんごめん」。さっきチンゲンサイをいただいたので良しとするか。

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