2月 22

2月8日に関東地方では45年ぶりという大雪が降った。45年前のその日は,山手線がストップしたので地下鉄丸ノ内線にまわったがシャッターを閉められて入場できず,やむなく新宿から大塚の下宿まで徒歩で帰ったことが思い出された。1時間15分で下宿について,スキーを持ち出して近所の坂で滑ったりした記憶が蘇った。

閑話休題

10日も経った2月18日にようやく雪が溶けてタケタケランドに出掛けてみたら,あらら,東屋の屋根が落ちているではないか。そして竹風庵の屋根も落ちそうになり,内部から竹でつっかい棒があてがわれている。

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と言うわけで今日の共同作業はこの東屋の修理のための資材調達となった。資材調達と言っても,要するに竹切り作業である。調達場所はH先生の敷地の竹林だ。

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伐採した竹は支柱と梁の寸法に切って数を揃えた。

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一段落したところで一服だ。

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資材を,すっかり取りかたづけられた東屋のある,タケタケランドに運ぶ。

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今日の作業はここまでだ。青空の下でT夫人が用意したカレーで昼食を摂った。いつもの調理と違って人数が多かったので水の分量をやや多かったのか,ちょっと薄めのカレーだったが完食してしまった。久し振りにキャンプのカレー味を思い出した。

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その後3月8日の共同作業によって見事に東屋が再建された。東屋の再建を祝して飾られた梅と椿が直ぐそこまで来手いる春を告げている。

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1月 25

今日の共同作業はタケタケランド(共同畑)の地主さんのH先生宅のケヤキの剪定だ。まずはタケタケランドに集まって作業の打ち合わせだ。

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H邸宅の門前には大きなケヤキが聳えていてその枝は道路に張りだし,さらに電線を被っている。この剪定は素人にはムリじゃないだろうか。

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と,思っていたらメンバーはケヤキを素通りして樫の方に行ってしまった。誰だい,ケヤキの剪定なんて言ったのは。樫の剪定じゃないか。樫の枝葉は道路に張り出してはいるが電線を被ってはいない。これなら素人集団にも剪定できそうだ。とは言うものの安全第一じゃなくっちゃ。

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昨年のイチョウの剪定で活躍したS棟梁が今回も主役だ。まずはハシゴを掛けて,ノコギリで剪定に挑戦だ。下ではメンバーが見守って,枝が落ちてくるのを待ち構えている。道路はクルマも通るので左右の両方向で交通整理をしなければならない。交通指導員の経験があるメンバーが立哨役となり,会チョさんの指揮で枝落としをコントロールしながら交通に支障が出ないようにする。

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大きな枝はノコギリでは大変なので電動ノコギリを投入する。道路を塞いでしまうほどの大きな枝葉が落ちてくる。

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剪定した枝葉はH邸宅の裏庭に運んで焼却することにした。

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一服の時間となったのでお茶とお菓子で小休止をとる。今日は暖かくなるという天気予報だが10℃を越すほどにはなっていないようだ。それでも暖かいお茶はありがたい。

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一服後に作業を再開する。「大丈夫かなぁ」と見守る中で,墜落防止のハーネスを着けたS棟梁は猿(ましら)のごとく枝を這い回り切り落としていく。「もう,これ以上はムリだな」とS棟梁が宣言して樫の選定作業が終わった。

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道路に散らかった枝葉も運んで焼却だ。ハシゴを元に戻し,電動ノコギリも片付けた。

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タケタケランドに戻ってきたメンバーを迎えてくれたのは,A山夫人とT井夫人が作ったお握りと味噌汁だ。「事故がなくて良かったね」と皆で頷き合い,S棟梁の離れ業に喝采を送りながら昼食会が進んでいった。お疲れ様でした。

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1月 12

2013年の最初の共同作業は竹炭焼と梅の木の剪定だ。

朝8時に窯に火を入れた。相変わらず煙くて喉が痛くなる。マスクを忘れてきたのが悔やまれる。三々五々と集まってきた仲間で次回のために竹割だ。

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女衆の手で新年会のご馳走の準備が始まった。共同畑やてんでんの畑からの野菜がカットされている。どうやらメニューはいつものモツ鍋のようだ。 S藤さんが銀杏を提供してくれた。東大の成れの果ての銀杏はどうも苦手だ。東京都もイチョウのシンボルだったネ。

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炭焼窯の火も回ってきたので手が空いた。集まってきた男衆と一緒に梅の木の剪定に入った。枝によじ登ったり,脚立に上がったりして枝をカットしていく。よくみれば枝先にはすでに小さな蕾が生っている。この時期に剪定しておかないと具合が悪いそうだ。いやもう遅いかも知れないと会チョさん。

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作業を一段落させて一服の時間だ。T井夫人がつくってくれたお汁粉が振る舞われた。餅は今朝の搗きたてだ。

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お腹が一杯になったところで作業の再開だ。切った枝を運ぶのだが梅の枝は始末が悪い。注意しないと目に撥ねたりする。猫車で運んで積み上げると結構な嵩だ。これを燃やして草木灰にしたものを畑に蒔いて土壌のpHを調整するのだ。或いは灰をクレンザーとして使うと鍋底の汚れや皿の油分がきれいに取れる。

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H先生の登場もあって2013新年会が始まった。まずは乾杯だ。無病息災,今年も元気で行こう。

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モツ鍋,モツ無し鍋,炒り銀杏が出てきた。T樋さん提供の焼きそばもグ〜だ。T長老の沢庵,O寺さんの大根の柚漬けのどちらもいけますヨ。おや,銀杏も意外にいけますなぁ。

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そうこうしている内に竹炭窯からの煙も薄くなってきた。(第三の)ビールをもう一缶空けた頃には煙が透明になったので火口と煙突を閉めて炭焼を一段落させた。

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そこへK沢さんが友人を伴って訪れた。友人は森の里団地の住人だそうだがメンバーも初顔合わせだ。1,200世帯の団地では無理も無いか。

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お腹がパンパンに膨らんだところへT長老のハルミが供された。これは別腹だねとばかりにパクついた。ウン,甘い,甘い。

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また野菜畑と竹林とともに新たな季節が巡り始めるのだ。

 

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