2月 23

4年間の長きにわたり働いてくれた竹炭焼の窯が古くなったので交換することになった。新しい窯はドラム缶に煙突を溶接してもらっていて,すでに準備は整っている。

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まずは窯を固定している土を取り除く作業から始めた。

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埃まみれ,汗まみれになって掘り出してみたら窯は2基共に胴体の下側がボロボロになっていた。

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全部の土を取り除き,新しい窯を設置した。

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S田棟梁の指示でセメントと土を混ぜて窯の回りに塗布して補強策を採った。

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女衆と協力して甲斐甲斐しく羽釜でご飯を炊いてお握りを作るK沢さんだ。お握りは高菜と鮭ふりかけの2種類。

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切りの良いところで窯交換の作業を中断して,豚汁と自家製タクアンでお昼をとった。肉体労働の後の野外での暖かい料理に疲れも忘れるほどだ。

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午後の作業で窯の前面の土止めパネルとさらにそれを補強するパネルを設置した。

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更にコンクリートで窯の回りを囲み,その上から土を乗せてようやく窯の交換作業が終わった。焚き口をセットしてみたら,前回とはドラム缶の切り口が少し大きくなっていて,回りに隙間が出来てしまった。まぁ,それほど問題ないでしょう,ということにした。

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二日間で終わらせる予定の作業が一日で終えることができた。やれ,やれ,お疲れ様でした。

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1月 12

2013年の最初の共同作業は竹炭焼と梅の木の剪定だ。

朝8時に窯に火を入れた。相変わらず煙くて喉が痛くなる。マスクを忘れてきたのが悔やまれる。三々五々と集まってきた仲間で次回のために竹割だ。

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女衆の手で新年会のご馳走の準備が始まった。共同畑やてんでんの畑からの野菜がカットされている。どうやらメニューはいつものモツ鍋のようだ。 S藤さんが銀杏を提供してくれた。東大の成れの果ての銀杏はどうも苦手だ。東京都もイチョウのシンボルだったネ。

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炭焼窯の火も回ってきたので手が空いた。集まってきた男衆と一緒に梅の木の剪定に入った。枝によじ登ったり,脚立に上がったりして枝をカットしていく。よくみれば枝先にはすでに小さな蕾が生っている。この時期に剪定しておかないと具合が悪いそうだ。いやもう遅いかも知れないと会チョさん。

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作業を一段落させて一服の時間だ。T井夫人がつくってくれたお汁粉が振る舞われた。餅は今朝の搗きたてだ。

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お腹が一杯になったところで作業の再開だ。切った枝を運ぶのだが梅の枝は始末が悪い。注意しないと目に撥ねたりする。猫車で運んで積み上げると結構な嵩だ。これを燃やして草木灰にしたものを畑に蒔いて土壌のpHを調整するのだ。或いは灰をクレンザーとして使うと鍋底の汚れや皿の油分がきれいに取れる。

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H先生の登場もあって2013新年会が始まった。まずは乾杯だ。無病息災,今年も元気で行こう。

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モツ鍋,モツ無し鍋,炒り銀杏が出てきた。T樋さん提供の焼きそばもグ〜だ。T長老の沢庵,O寺さんの大根の柚漬けのどちらもいけますヨ。おや,銀杏も意外にいけますなぁ。

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そうこうしている内に竹炭窯からの煙も薄くなってきた。(第三の)ビールをもう一缶空けた頃には煙が透明になったので火口と煙突を閉めて炭焼を一段落させた。

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そこへK沢さんが友人を伴って訪れた。友人は森の里団地の住人だそうだがメンバーも初顔合わせだ。1,200世帯の団地では無理も無いか。

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お腹がパンパンに膨らんだところへT長老のハルミが供された。これは別腹だねとばかりにパクついた。ウン,甘い,甘い。

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また野菜畑と竹林とともに新たな季節が巡り始めるのだ。

 

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7月 14

さるところから,袋詰めされた竹炭を1,000〜1,500袋配布したいので作ってくれ,と頼まれた。炭焼倶楽部の共同作業日にこの作業を皆で分担した。

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窯出しした竹炭は有志によってすでに10cmの長さにカットされている。

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これを布で清拭して,五枚づつポリ袋に詰める。

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竹炭の使い方の説明書とラベルはAさんが準備してくれた。いつもながらのお手並みだ。

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説明書を袋に入れてタイラップで結び,ラベルを貼って出来上がり。

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今日の共同作業で200袋が完成した。これまでに有志の作業で700袋が用意されているので1,000袋ももうすぐだ。

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休憩時間にスイカ,お握りとお菓子が振る舞われた。スイカはとても甘い味で,お握りも皆の話を弾ませてくれた。

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解散の後も炭焼が続いた。Aさん提供のお弁当を杏子の樹の下でいただいた。風が回って炭焼の煙が喉をくすぐった午後の一時だった。

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Nさんが提供してくれた大根はまるで駆けっこしているようなかたちをしていた。それも成人の…とはご愛嬌だね,と皆で笑い転げた。

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8時半に開始した竹炭焼は3時半には終えた。さて,今回の竹炭の焼け具合はどうだろうか。

 

 

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