12月 18

小春日和の土曜日は炭焼倶楽部の忘年会の日だ。年も押してきたせいか,今日の参加者はいつもよりもちょっと少ない。メインメニューは会チョさんの蕎麦だ。それを巻繊(けんちん)汁でいただこうという寸法だ。
蕎麦の準備が始まった。 半分は生の二八蕎麦で半分はスダチ蕎麦にするという。Tさんが丹精込めて育てたスダチは熟してミカンのようだ。
今日の生徒さんはSさんだ。初体験だそうだが,お手並み拝見。

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蕎麦の準備の傍らでは草木を燃やす会員,籾殻燻炭作りをする会員が作業に入っている。草木を燃やして灰を作るのだが,今日は残り火で焼き芋をやろうという魂胆だ。巻繊汁は男の会員どもで支度を始めた。今日は女衆の集まりが悪くて,男の料理となりそうだ。

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さらに他所では発電機を動かそうとしている。伐採してあったナラ材に電動ドリルで穴を空ける作業が始まった。この穴に椎茸菌を植えて椎茸を栽培するのだ。

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蕎麦打ちも順調に進んでいく。スダチを入れて,水で捏ねて,塊が出来た。あとは延ばして切る作業だ。

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椎茸栽培の準備も進み,原木を立てかける作業が続いていく。収穫は早ければ1年後ということだが2, 3年かかるかもしれないという。原木の乾燥がちょっと進みすぎているそうだが,上手くできますように m(_ _)m 。

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蕎麦はというと… 延ばしに入ったようだ。Sさん,なかなかの腕ですね。本当に初めてですか? 切る方はどうですか。きしめんになったらイヤですよ 😛  。

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師匠の会チョさんと生徒のSさんの蕎麦が打ち上がった。では,たっぷりのお湯で茹でましょう。お後は,かぐやの水で洗ってと。さあ,出来上がりましたよ。

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巻繊汁のほうも味付けが出来ました。れれっ,豆腐が入ってないぞ。それに野菜もごま油で炒めなかったぞ。何っ,豚肉が入っているじゃん。豚汁にしちゃ,醤油味だしな〜。まっ,好いか (^_^;) 。

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席に着いて,乾杯して忘年会が始まりました (^o^) 。

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スダチ蕎麦も生蕎麦も旨いし,変則ながら巻繊蕎麦もこれまた美味です。巻繊蕎麦は茨城の名物とTV番組が紹介していました。

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酔い覚ましに燻炭の具合を見にいく会員もいます。

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蕎麦も巻繊汁もたらふくに食べた後は炭火を囲んで酒と焼酎をちびちびやりながら年金談義が始まりました。

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そこへ焼き芋の登場です。こちらは別腹でしょうか,あっと言う間に無くなりました。

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来年の暑気払いに供される予定の空豆が霜にやられないようにと植えられた笹に夕日が落ちてきました。ゆるゆると弱い陽射しが小春日和の陽気の終わりを告げます。

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皆様,よいお年をお迎えください。

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2月 20

炭焼倶楽部の名誉会員であり,倶楽部の活動場所のタケタケランドの地主さんでもあるH先生から倶楽部会長のFさんに蕎麦打ち指南の依頼があった。自分も2008年の忘年会でFさんに蕎麦打ちの手ほどきを受けたことがある。ご相伴にあずかろうという有志がH先生宅に集まった。H先生の家系は江戸時代まで遡れるほどの地元の素封家で,かつては造り酒屋を営んでいたそうだ。蕎麦打ちの会場となった納屋の二階には昔懐かしい稲作の道具類が保存されている。庭には名水の井戸を示す名残があり,かつての造り酒屋が偲ばれる。

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まずは蕎麦粉,繋ぎの小麦粉と水(もちろん汲み上げた)を正確に計る。

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混ぜ合わせて,手で揉むようにして水と粉を馴染ませる。F会長は,ここが十分でなかったので茹でたときにプツプツになってしまったのでしょう,とH先生に指南する。自分もフムフムと聞いておく。十分に揉んだところでこれを塊にまとめていく。さらに菊練りを繰り返しながら,赤ちゃんのほっぺのように滑らかな柔らかさになるまで練り込む。ここらのあたりはH先生は力強くて上手だ。

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さあ延ばす番だ。

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十分に伸びたところで,切って蕎麦にしていく。Kaさんが用意してくれたお湯で茹でて,Aさんが水で晒して出来上がった。

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H先生と競演したKuさんの蕎麦もうまく出来上がったようだ。材料はもう一回分あるというので。自分も2度目の蕎麦打ちにチャレンジさせてもらった。が,何故か延ばすときにポロポロになってしまい,うまく延びなくて失敗気味。F会長が手助けしてくれた。水を足して再度延ばしてなんとか形になった。さすがは指南番だけのことはある。へっこんだ自分を,粉の質が違ったのではないか,とフォローしてくれる。こちらも会長の度量を感じさせてくれる。

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まずはH先生の蕎麦打ちの成就を祝して乾杯。奥様手作りの,文字通り暖かい汁の蕎麦は絶品であった。そしてH先生の味噌味のモツ鍋もこれまた言うことなしだった。ごちそうさまでした。

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12月 20

森の里炭焼き倶楽部の忘年会でFさんが蕎麦を打ってくれることになった。一度だけ自己流で打ったことがある。何年か前に檜枝岐に行ったときに捏ね鉢を買っておいたのが家のどこかにあるはずだ。

夏に始まった井戸掘りもいつの間にか完成していた。Aさん夫婦の大功績である。タケタケランドにちなんで「かぐやの水」と命名してある。水の味は鉄くさくてちょっと飲むには向いていない。来年にはいちおう水質検査をしてみるそうだ。
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F師匠の手ほどきでAさんがトライしてみることになった。まずは500gのそば粉の42%の水を何回かに分けてすこしづつ注ぎ両手で8の字を描くように混ぜる。とりあえず水の混じったそば粉を手で揉むようにしてそば粉に水を馴染ませる。これを何回か繰り返して行くとそば粉は次第にダマになっていき,やがて一つの固まりになる。
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ここで手に付いたそば粉をよく落として,手をきれいに洗う。こうしてこの固まりを捏ね鉢の縁を利用して回転させながら練っていく。これがけっこう大変な力仕事になる。手に吸い付くようなしっとり感がでたらオーケーだ。

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蕎麦打ち台のうえに固まりを載せて,まずは押しつぶして円盤状にする。これを中心から縁に向かって押し広げていく。
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ほどよい厚さにのばしたら,延べ棒に巻き付けて転がしながら延ばしていく。このときほとんど力は加えない。6回転がしたら180°回して反対側の端から巻き付けていく。これも6回転がしたら,今度は90°回して別な端から巻き付けていく。打ち粉を蒔きながらこの作業を蕎麦の厚さが1ミリくらいになるまで繰り返す。延べ棒の中心や両端に力を加減しながら,正方形になるように延ばしていく。
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これを折りたたんで(詳細は忘れた!)切っていく。包丁を上から押して蕎麦を切ったら,包丁を駒板の方に傾けて,駒板をずらして蕎麦の細さを加減する。大事なことはリズミカルにやることだとF師匠はいう。
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「やってみますか?」とF師匠が言うので,自分も全行程をトライすることになった。ビギナーズラックというのか思いの外うまくいった。が,蕎麦切りの段で失敗した。リズミカルに包丁は動くが,蕎麦の太さが一様ではない。
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ともかくも,切った蕎麦は熱湯で1分茹でて水で洗ってぬめりを取る。掻き揚げもできあがり,鴨ならぬ鶏肉とネギの付け汁も完成した。
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手捏ね寿司も提供されて,炭焼き倶楽部の忘年会が始まった。
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たらふく食べてビール(発泡酒)を飲んだ後は,焼酎をちびちびとやりながら過ぎ越の一年を振り返った。またまた,時間はまったりと流れてもうすぐ冬至をむかえる陽が傾いていく。

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