11月 12

年中行事の森の里炭焼倶楽部の収穫祭だ。
過日の台風19号で藤棚の支柱が抜けたり,Aさんのカマボコハウスも大破してしまった。しかし,秋野菜のサツマイモ,サトイモ,ニラ,ムカゴなどはそれなりの収穫ができた。
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共同作業は男衆による籾殻の引き取りと女衆の料理の準備とに分かれて始まった。
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籾殻が運ばれてきて荷下ろし作業だ。この籾殻は霜除に使ったり燻炭にして土に鋤き混んだりと色々の用途がある。
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A夫人が,みかん狩りを手伝ってくれ,というので付き合う。Tさんが丹精して作ってくれたミカンは酸味と甘味が程よく混じって,いかにも自家製のものだ。サツマイモ,サトイモと共にお持ち帰りと袋詰めを準備した。
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芋ご飯の水加減をしっかりして羽釜を竃にかける。うまく炊ければいいね。まずは,始めチョロチョロの火加減だ。
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同時並行で芋煮も進行中だ。買ってきた白菜と豚コマを入れた醤油味の具沢山の芋煮だ。
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さあ,男衆の籾殻運びも終わり,テーブルの準備も整ったようだ。大皿には人参&大根の酢漬け,鶏のグリル,新潟のワラビ,福神漬け,ムカゴの味噌絡め,ニラ玉とゴボウチップスを盛り付けた。キヌカツギはシンプルに茹でて,塩で食べやすいように皮に輪切りの包丁目を入れたという。
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さて,肝心のイモご飯はどうだろう。T夫妻が久し振りの共同作業で水加減,塩加減と火加減をコントロールしたものだ。ちょっと柔らか目のようだが新米ではこれくらいか?
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メンバーが席に着いて会チョさんの音頭で乾杯だ。
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イモご飯は釜からよそって少し置いたら絶妙の舌触りとなった。豪華な芋煮もいい味を出している。
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あれこれと話が弾んでいるがアルコール飲料の方はあまり進んでいないようだ。誰ともなしに,皆んな歳だからなぁ,との声が出る。
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乾杯から1時間半ほどで収穫祭の宴はお開きとなった。後片付けも手分けしてサッサと済んだ。お疲れ様でした。
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4月 23

今年のタケノコ掘りは,地主さんが崖上の竹林でのタケノコ掘りを許可してくれた。おいしいタケノコが期待できるかな?

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できればタケノコが地面を持ち上げ始めた頃を狙うのがいいらしいが,ごらんのように明らかに地面から顔を出したヤツを掘った。仲間が目印を付けてくれてあるのだが,一日前に目印をつけたタケノコでも掘るタイミングはすでに遅いくらいのタケノコの成長速度だ。

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参加人数と料理に見合うだけのタケノコを掘り終えて,早速に,皮むきをして茹でた。掘りたてのタケノコは米糠を入れて茹でなくてもまったくアクを残さない。

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藤棚にタープを張り出して調理場を設えて,女衆による調理がはじまった。

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男衆は,夏祭りに向けての,竹炭の材料の準備だ。ドラム缶の炭焼窯のサイズに合うように80cmの長さに竹を切る。Aさんがチェーンソーで手早くカットする。

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その傍から竹割り器で5つ割りか6割りにして節を抜いていく。

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準備が整った竹は次回の炭焼までに棚に積んで乾燥させておく。これだけあれば2窯の分量としていいだろう。

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今年のパーティーの料理担当のT夫人はタケノコ入りのつくねをメニューに取り入れた。

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共同畑に自生していたウドも天麩羅に揚げるようだ。

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新メニューのタケノコ唐揚げの味はどんなものだろう?

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男衆が作業を終えて,いそいそと藤棚下のパーティー会場に集まってきた。そうこうするうちにタケノコご飯も炊けたようだ。釜で炊いたご飯のお焦げが愉しみだ。

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つくねには,これも自生の,サンショウの葉を散らしてある。買ってきた春キャベツを使ったサラダ,玉コンニャク,つくば牡丹園で有機栽培されたミニトマトを添えたタケノコ料理が奇麗に盛りつけられた。定番の若竹煮とタケノコとウドの天麩羅も準備オッケーだ。

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ちょうど12時にK会チョさんの乾杯音頭で地主のH先生を交えてのタケノコパーティーが始まった。

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女子会では今度の連休中につくば牡丹園での即売会に出す作品のお披露目があった。A夫人の一閑張の手提げとT夫人の赤頭巾ちゃん人形だ。人形は赤頭巾ちゃん->お婆さん->オオカミと早変わりするそうだ。

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2時間半ほど飲んだり,食べたりおしゃべりしてお腹もパンパンに膨らんで今年のタケノコパーティーも無事に(?)お開きとなった。

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6月 09

これまで竹で組んでいた藤棚が老朽化してきたので鉄パイプで作り直す作業に取り掛かった。台風の襲来を前にした今日は30℃を超えそうな暑い日になりそうだ。 おまけに夏祭り用の竹炭が足りなさそうなので炭焼きも並行して作業することになっている。アツ,アツの仲の(?)Iさんと会チョさんが7時半から竹炭焼きを始めてくれていた。

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パイプを運び出して長さ毎に整理して,ジョイントなどのネジに556を吹きかけて固定/自在タイプ毎に整理する。この鉄パイプとジョイントなどはIさんが提供してくれたものだ。

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竹の骨組みを外す前に仮の支柱でフジを支える。

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この作業までで既に陽は高く,暑さも増してきたので小休止をとる。女子衆が立ててくれたタープの下でお菓子をいただく。この機会に,炭焼倶楽部が設置した井戸を自治会が災害時に使わせてもらえる様にする覚書についての案を検討した。

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炭焼きは順調に進み,お昼の支度も然りだ。

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設計図に従って,支柱を立てる礎石を埋める。なかなか図面通りにはいかないものだ。で,現場第一主義で設計の小変更を。

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仮の支柱がしっかりとしたところで,竹の骨組みを外す作業にかかる。 「さぁ,お昼にしましょう」と女子衆が声をかける。

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「待ってました」と持ち寄ったオニギリ,惣菜でお昼を食べた。一部の男衆は麦ジュースで喉を潤すが午後の作業は大丈夫でしょうねぇ?

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エネルギーを補給したところで午後の作業にかかる。支柱と梁を組み立てて立てる作業だ。本柱が立ったところで仮の支柱を外していく。この仮の支柱を使い回しして本柱を再構成するのだ。

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こんなに太く生長したフジの幹を支えるのは大変な作業だ。その前に一休みしようとアイスクリームが振る舞われた。本当に今日は暑い。水分を十分に補給しましょう。

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さて,作業再開だ。天井に梁を取り付けた。

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みんな疲れてきて,パイプを落っことしたり,骨組みの竹を外す時に身体に当たったりと小さな事故が増えてきた。時刻は6時を回っている。とにかくパイプの組み立ては終わったので明日の台風に見舞われても大丈夫だろう。天井のメッシュの設置はまた次回にしよう。ということで今日の作業は終わりです。

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一方,竹炭焼きはどうかというとまだまだ時間がかかりそうだ。会チョさんは心残りらしいが,「生焼けが残っても,もう疲れたので窯を閉じましょう」ということにした。

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やれ,やれ。本当にみなさんお疲れ様でした。

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