12月 10

炭焼倶楽部のタケタケランドや畑の便宜を計って下さっているH先生宅のイチョウの剪定をした。樹齢40年ほどの雄株のイチョウだ。ハシゴをかけて電動チェーンソーをもって樹上に立ったのはS棟梁だ。下からメンバーが見守るなかを,ハーネスを枝に巻き付けて,枝を剪定していく。

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切り落とした枝が下のビニールハウスや植木などを傷めないように,ロープで吊って落としどころを調節した。

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下では小枝を落としたり,太い枝をチェーンソーで切り分けた。小枝は古竹と一緒に燃やした。

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H先生の剪定プランは大胆なもので,バッサリと枝葉を切り落とすことになった。こんなに切ってしまっても枝葉は再生するそうだ。

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3時間あまりかけて一本のイチョウの樹は丸坊主になった。猿(ましら;老猿か (^_^;))のごとく活躍したS棟梁,ご苦労様でした。

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もう一本のイチョウの剪定は来年の仕事かな。事故も無く無事に剪定が済んで,メンバーはヤレヤレと午後の炭焼倶楽部の忘年会に流れた。

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9月 24

台風一過の秋晴れの空のもと,今年も新米試食会を開いた。女衆が料理の準備の間に男衆は一昨日の台風15号の被害の復旧作業にあたった。古い農機具倉庫のカバーが吹き飛ばされたのでこれを解体することにした。別働隊は傾いた野外宴会場の柱の修復だ。

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新しい倉庫の中を覗くと,立派な棚が設えられていた。A夫妻とS棟梁の力作だ。

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今年の新米試食会でもH先生は新米とモツを提供して下さった。そのうえにたっぷりのミョウガもいただいた。F会チョさんは帰省帰りで買ったサンマを,Tさんは丹精して育てた梅・杏子漬けを提供してくれた。共同畑で実ったスダチはサンマにぴったりだ。

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まずは乾杯だ。カラット乾いた空気のなかでのビール(第三のビールだが)が喉から腹に滲み渡っていく。

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薪と羽釜を使ってのほどよくお焦げを付けた新米が炊きあがった。たっぷりとモツとミョウガをいれた味噌仕立てのモツ鍋が煮えた。竹炭の遠赤外線がまるまる太ったサンマをほどよく焼き上げた。

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新米はおかずが要らないほどのうまさだが,大根おろしとスダチをかけたサンマのはらわたの苦みが脳天から青空に抜けて行く。パクパク食べる方が忙しく口数も少ないが,和気藹々ムードだ。

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食べ終わった後は草木灰で釜と鍋を洗う。まずは新米試食会の1次会のお開きだ。

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7月 09

市内のT中学校の美術部の生徒が森の里炭焼倶楽部で竹炭焼を体験した。美術とは直接に関係なく,里山での自然を体験したいとのことだ。直火を扱い,ノコギリや鉈を使って竹を切る,無農薬・有機肥料栽培の野菜を食べる,などの自然環境を体験してもらうという趣向だ。

朝の8時に8名の生徒と引率の教諭が集まった。まずは会チョさんと炭焼チーフからの説明だ。すでに,1号窯は土盛りをして着火するばかりになっているが,2号窯は竹を詰めた段階を見てもらうように設えてある。2号窯に焚き口を取り付けて土盛りを体験してもらった。スコップの使い方も覚束ないが,きょうびの中学生はこんなものだろう。

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焚き口に薪をくべて火を着けてもらい,ウチワで扇ぐ。こんな体験も珍しいようだ。ウチワで焚き口を扇ぐ生徒の後ろから,背中を扇ぐ生徒たち。今日は特に暑い。あとで知ったが,関東甲信地方はこの日が梅雨明けだったようだ。

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火の熱さと陽の暑さで汗だくになって扇ぐ,扇ぐ。風の具合が向かい風で,煙が目に滲みて堪らない。井戸水で顔を洗い,頭を冷やす。井戸水を汲むのも,井戸水の冷たさも初体験か。井戸水で冷やしてあった畑のトマトやキュウリをガリガリと齧って束の間の涼を取る。

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扇ぐこと小一時間で竹に火が回ったようだ。後は煙が200℃に上がるまで放置しておけばいいので,この間を利用して,竹切りを体験してもらう。ノコギリの扱いも覚束ないが,お椀用に太い竹を切ってみようという生徒も出てくる。

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畑からトウモロコシをもいできて皮のまま竹炭で焼いた。こうして焼いたトウモロコシは,水分が飛ばないので,何とも言えない甘さだ。

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そうこうしている間にパンが焼けたようだ。畑のアンズを取って作ったジャムとシロップ漬けもお駄賃に振る舞われた。

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こうして半日の竹炭焼体験は終わった。

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来週は窯を開けて炭を出す作業だ。畑の作物を提供してもらって,出来上がった炭で豚汁を作るそうだ。

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