2月 28

会チョさんが某団体から袋詰めした竹炭を5月に2,000袋,10月に1,000袋との注文を引き受けてきた。2012年7月に1,500袋の注文をうけたが今回は前にも増しての大量注文だ。これまでのところ,竹炭のストックが多くBBQや冬の暖房には十分だったので今季の炭焼の頻度は少ない。そこへ3,000袋もの注文だ。とりあえず2,000袋の作成作業にかかることにした。

まずは今日の共同作業の竹炭焼きだ。本来は乾燥した割竹を窯に入れるのだが,乾燥竹のストックもないので伐採したての青竹を使わざるをえない。前回も青竹を使ったが燃えすぎと燃え残りがかなり出て竹炭の歩留まりは良くなかった。が,やむを得ず今回もこの方式だ。焚き口から火をいれて割竹に燃え移ったことを示す煙が煙突から排出された。いつもだとこの段階で焚き口を半分閉めるのだが,今回はこの段階で全部閉じてみた。それでも煙突からは順調に排煙されている。はてさて,これが吉と出るか凶と出るか?!

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竹炭焼きが進んでいる間にメンバーが集まってきた。前回までの作業工程で一番重要だと気付いたのはストックしてある竹炭を10cmの長さにカットする作業だ。この行程に3人を投入した。作業は捗ったが,カット中に割れたり長さが足りない炭など,この段階で規格に合わない炭がけっこう出た。

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規格に合った炭はタワシで磨く。ここで割れてしまう炭も出てくる。

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磨いた竹炭5枚を,使用説明書と共に,ビニール袋に入れると完成だ。これを,とりあえず2,000袋だヨ〜。

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さすがに会チョさんも注文を捌けるか心配になったか,伐採した竹を80cmの長さにカットする作業から始めた。積み上げてみてもこれくらいにしかならないなぁ。

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とにかくお昼にしようヨ。A夫人の山菜おこわと具沢山の味噌汁とT夫人のマイタケご飯と手羽唐揚げを皆さんで頂きまぁ〜す。K栗さんから「今日までの作業で1,000袋が完成しました」と報告があった。やっと半分の道程だ。

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昼食後は竹を割る作業をも始める。来週の土曜日も竹炭焼きをしなけりゃ間に合わないだろうなぁ。M沢さんと炭焼チーフのTさん,竹炭磨き・袋詰め担当のK林さんの見解を総合すると,全体で50%くらいの歩留まりだ。ざっと見積もると2窯の炭焼で80袋くらいか?。えぇ,大丈夫かいナ?!

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メンバーのS田さんが東松山の実家で焼いておいた竹炭を提供してくれるそうだ。今日の17時ころに運んできてくれるという連絡があった。Aさんと「そんな時刻まで待てねぇヨ」なんて話しながら今日の竹炭焼きの具合を見ていると早くも4時半を回っているではないか。いつもの竹炭焼きならこの時間には煙は透明になって,煙突も閉じて炭焼作業を終了する時刻だ。だが,今日の青竹による炭焼は,竹の乾燥度合いの違いか,いつまでも濃い煙が途切れない。そうこうするうちにS田さんの竹炭が到着した。これを潮時に窯を閉じることにした。はてさて,上手く竹炭ができるだろうか?

来週の木曜に窯を開いて,次の竹炭焼きの準備をして次の土曜日も竹炭焼きをすることにした。本当に4月一杯に残りの1,000袋を完成させられるだろうか? 炭焼チーフのTさんは竹の伐採の作業からする必要があるのではないかと危惧する。

 

 

 

written by Meisterköhler \\ tags: ,


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